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入れ歯(義歯)のお手入れ・磨き方

2015.11.27
本日は思っている以上に重要な
れ歯(義歯)のお手入れ・磨き方についてお届けいたします。普段、入れ歯のお手入れはどのようにされていますでしょうか。入れ歯のお手入れに関しては、義歯洗浄剤を使っているだけ‥
という方もいらっしゃるかと思います。もし、この段階で入れ歯のお手入れを終えている心当たりがある方は要注意です。

何故、要注意なのかご説明していきます。

実は、義歯洗浄剤を使っただけでは見えない細菌をうかせてしまう事になり、
洗浄剤が綺麗にとれていない状況で、入れ歯を口に入れてしまうと…
歯ぐきが炎症をおこしてしまう可能性が高いのです。

それを防ぐ為には洗浄剤の後にキチンと
入れ歯ブラシで入れ歯を磨いてあげる必要があります。

ただし、一般的に売られている歯磨き粉の使用は控えてください。
何故なら、一般の歯磨き粉は研磨剤が含まれているからです。

研磨剤は入れ歯に細かな傷をつけ、細菌を繁殖させてしまいます。
結果、口臭や義歯性口内炎の原因となり入れ歯に接する自分の歯にまで影響を与えてしまうのです。

次に入れ歯の磨き方をお伝えしてまいります。

入れ歯はクラスプ(部分入れ歯の金具・留め金)ではなく義歯床をしっかりもって
入れ歯専用の歯ブラシで中央から端に向けて磨いていきます。

さらに入れ歯も通常の歯と同じように歯間に歯垢が付着するので、
人工歯と人工歯の間を義歯床から歯の先に向けて磨くと綺麗にとれるでしょう。

磨いた後には必ず汚れが落ちたかを目でみて、
グローブ越しにヌルヌルがとれているかを確認しておきましょう。

この入れ歯に付着するヌルヌルの正体こそ、
デンチャープラークといって身体にも悪影響を及ぼす悪い細菌のかたまりなのです。

例えていうと、流し台の三角コーナーをイメージしてみてください。
流し台を掃除した事がある方は誰もが、あの頑固なヌルヌル汚れを落とすのに
なかなかとれずタワシ等で掃除したりと苦労したのではないでしょうか。
それくらい落ちにくいのが入れ歯のヌルヌルです。

お口の中を清潔に保つためには、きちんとよく磨き、正しいお手入れで、
ヌルヌルの正体であるデンチャープラークを取り除きましょう。

それと、入れ歯は衝撃に非常に弱いので、
万が一落としてしまっても割れたり、欠けたりする事がないように、
下にお水をはった洗面器を置いてその上で洗うようにいたしましょう。