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口腔ケアで肺炎を防ぐ

2020.10.5
厚労省の調査でもあるように
日本の肺炎患者は
65歳以上の方が全体の8割以上を占めているという状況です。

今ではコロナから肺炎になるケースもありますが、
肺炎の中でも世代が上がるにつれ、
誤嚥性肺炎の割合が多くなります。

高齢者の肺炎の大半は誤嚥性肺炎といわれています。

誤嚥性肺炎は
食べた物や唾液が食道ではなく、
気管に入り、そこに含まれる細菌が肺に炎症を起こす病気です。

これは口腔内を清潔に保たない場合に
発症リスクが高くなる肺炎と言われています。

特に、入れ歯をしている方で
寝る時に入れっぱなしにしている…
あまりお手入れができていない…
というような状況であれば、
一刻も早く改善する必要があるでしょう。

寝ている時は
唾液の分泌量も少なくなり、
乾燥状態なので、
細菌が付きやすい入れ歯をしている方は
非常にリスクが高くなります。

このような事に心当たりがある場合は
すぐにやめるようにいたしましょう。

コロナで肺炎になるという事も
恐ろしい事ですが、
手入れやちょっとした習慣で
防げる肺炎もありますので、
普段できる予防は実践しましょう。

また、近々受診をコロナの影響で
受診を先延ばしにするという方も増えていますが、
少しでも入れ歯や、口の中に違和感を感じた場合、
心配な方はまずは電話で症状を説明し、
必要な場合、歯医者に行くのを先延ばしにしないようにしましょう。