例年よりも早い気もしますが、連日の猛暑日が続き、
真夏の到来を感じるタイミングになりました。
海やプール、お祭りなど楽しいイベントが待っている夏ですが、
入れ歯をご利用の方にとって暑さは注意が必要な時期となります。
今回は夏が入れ歯に与える影響と、
快適に過ごすための対策についてご紹介します。
1、夏の暑さが入れ歯に与える影響
夏の高温は入れ歯の材質に様々な影響を与えます。
入れ歯は熱により変形しやすく、普段は快適だった入れ歯が
急にきつく合わなくなる事があります。
特に直射日光や高温の車内に放置すると変形するリスクが高まります。
さらに暑さによる口腔内の乾燥で唾液の分泌量が減少すると、
入れ歯と歯茎の間に摩擦が生じやすくなってしまい、痛みや炎症の要因にもなります。
そのような夏の入れ歯トラブルを防ぐための対策として下記3点が効果的です。
1、より適切な保管方法を心がける
直射日光の当たる場所や高温になる車内などに放置しないよう注意しましょう。
清掃後は涼しい場所で自然乾燥させ専用ケースに保管することが大切です。
とはいえ冷蔵庫での保管は急激な温度変化により変形を招く可能性があるため避けてください。
2、こまめな水分補給と口腔ケア
口腔乾燥を防ぐため、こまめに水分補給を行いましょう。入れ歯安定剤を使用している方は汗や唾液の変化により接着力が低下する場合があるためチェックし、必要に応じて付け直すこと良いでしょう。
3、定期的な調整とメンテナンス
入れ歯の装着に違和感を感じられた場合は、
無理に使用を続けず歯科医院にご相談ください。
以上のような事に気をつけると、入れ歯トラブルを心配する必要もありません。
適切にケアしながら楽しい夏をお過ごしください。
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