朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
10月から11月にかけては気温の低下と乾燥により、
入れ歯の使用感にも変化が現れやすい時期です。
今回は、寒い季節を快適に過ごすための入れ歯ケアのポイントをお伝えします。
・寒さによる入れ歯のフィット感の変化
気温が下がると、入れ歯の材料がわずかに収縮し、
フィット感が変わることがあります。
また、寒さで血行が悪くなり、歯茎の状態も変化します。
「最近入れ歯が合わなくなったな」と感じる場合は、
季節的な要因が関係しているかもしれません。
特に朝起きたときに装着しづらい、日中に痛みを感じるなどの場合は、
早めに調整する事をお勧めします。
無理に使い続けると、歯茎を傷つけたり、
入れ歯が破損したりする原因となります。
・入れ歯安定剤の冬場の使用法
乾燥する季節は、入れ歯安定剤の効果も変化しやすくなります。
夏場と比べて安定剤が固まりやすくなり、使用感が変わることがあります。
寒い朝は特に安定剤が伸びにくく感じられるかもしれません。
使用前に安定剤を少し手で温めると、伸びが良くなり使いやすくなります。
また、使用量を季節に合わせて微調整することも効果的です。
これから忙しい時期を迎える前に、入れ歯のメンテナンスを行う良いタイミングです。
今のうちに以下の点をチェックしておきましょう
何か気になる点があれば、かかりつけの歯医者さんにご相談ください。
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